食農未来リーダーズVol.5 農家を誰もが憧れる職業にすることを目指して

京都大学を卒業後、農家になる夢に向かって歩みだした「田窪悠さん」です。
農家を目指そうと思ったきっかけとは?!その真意に迫りました。

大学院を卒業して農業!?

皆さん初めまして!

農業を誰もがカッコいいと憧れる職業にすることを目標に、まず自らがカッコいい農家になろうと修行中の田窪悠です。
今春、京都大学大学院農学研究科を卒業し、山梨県の農業生産法人、株式会社サラダボウルへ雇用就農しました。京都府出身今年で25歳になります。

現在はグループ会社のアグリビジョン株式会社の太陽光利用型植物工場でトマトの栽培をしています。

参照:農業法人サラダボウル

おいしいものを作って人を笑顔にしたい!

実家は非農家で一般的なサラリーマンの家庭でしたが、小学校の時に家庭菜園でミニトマトを栽培していました。
小さな苗が生長して、赤い実をつけていく過程に、「トマトってこうやってできるんだ!」と感動したことが、農へ興味を持ったきっかけです。

自分でつくったそのトマトがおいしくて、うれしかったことを今でも覚えています。自分が食べるものを自分で作りたい。

それができるのは農家だ。

「じゃあ農家になるためには?農学部にいけばいいか!」
と高校生の当時、何も知らなかった僕は短絡的に京都大学農学部へ進学しました。

農家になるための勉強ができると思っていた農学部ですが、周囲にはかろうじて農家の息子はいても、農家を志すような人はいませんでした。

こうなったら農家に直接会いに行くしかないと思っているところに、巡り合ったのが農業交流ネットワーク(通称:農交ネット)でした。

農交ネットとは全国の農家を訪問し、農作業を通して、農家や地域と交流するサークルです。

ここでプロの農家さんと初めてお会いし、おいしいものをつくるためにこだわりをもって野菜や果物に向き合っておられる姿を見て、「僕もこうなりたい!おいしいものを作って人を笑顔にしたい!」と強く思うようになりました。

参照:農業交流ネットワーク公式ブログ

「京大生のお前が農家になるなんてもったいない!!!」

「農家になろうと思います」と農交ネットで一番お世話になった農家さんに相談した時に言われた言葉でした。

皆さんはどう感じましたか?

僕は心底ショックでした。

彼は、京野菜を広めた立役者にして第一人者と目される方です。
世間一般の方や、経営に苦しんでおられる農家の方ではなく、農業で立派に成功されている彼に農家はもったいないといわれたのが、なによりも悔しくてなりませんでした。

彼に限らず、世間一般では大学を卒業した人が農家になるのは、“もったいない”というイメージがあるようです。

農業はそんなに価値の低い産業なのでしょうか。

そうは思いません。

農業を職とすることに、だれもがあこがれを持てるようにしたい。
農業をかっこいい!ぜひやりたい!と子供たちから大人まで思える人気の職業にしたい。

そう思われるようまず自分がそうなってやろうと決心しました。

とは言っても、栽培技術も、経営ノウハウも、農地も、なにもない僕にとっていきなりの独立は、ハードルが高い。そこで、出会ったのがサラダボウルの田中進社長でした。

「農業はめちゃくちゃかっこいい仕事だ!ということを、自ら実践し、たくさんの人に胸を張って伝えていきたい」

『ぼくらは農業で幸せに生きる』 田中 進

まさしくこれだと思い、入社を決意しました。

だれもが憧れる農業を目指して

サラダボウルに入社してまだ数か月。今は、研修先のアグリビジョンで、100人以上のパートさんと一緒に毎日数トン単位で獲れるトマトの収穫、選果といった単純作業をひたすら行っており、正直しんどいなあと思うときもあります。

それでも、頑張れるのはやっぱり「おいしい!」といって喜んでくれるお客さんがいるからです。

横浜のスーパーにてトマト試食販売の様子

これから、農業をしていく上で、つらいこともあると思いますが、自分が作った農作物を通してみんなを笑顔にしたいという初心は絶対に忘れずに、目の前のことを全力で取り組み、吸収できることをできるだけ吸収して、将来の独立に備えようと思います。

どこで独立するのか。何を作るのか。具体的なことは正直、何も決まっていません。でも独立したらどうしたいのか。これだけははっきりしています。

  1. 僕が作った農作物をおいしいといってくれるファンを作る。
  2. 僕の農場や農作物を通して農を好きになってもらう。
  3. 僕のように農を志す、次世代を創造する。

この3点です。

もちろん僕一人では成し遂げるのは困難です。
皆さんの力が必要です。ともに農業を誰もが憧れる職にしませんか。

ビビッと来られ方、甘いこと言うてるなあと思われた方。
お叱りでも応援でも何でも構いません。ご連絡を頂ければ幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

<田窪悠さんへの連絡先はこちら>
メール:2014takubo@gmail.com
FB:https://www.facebook.com/profile.php?id=100002531209050

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